■ ID | 399 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 下水汚泥中無機成分の分離除去に関する基礎的検討 |
■ 著者 | 稲葉彰子
埼玉大学大学院 石山高 埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第39回日本水環境学会年会、平成17年3月17日 |
■ 抄録・要旨 | 下水汚泥の有効利用の一つとして、高濃度汚泥の消化反応において発生する消化ガスをエネルギー源として再利用する方法が開発されている。本研究ではエネルギー回収の高効率化を実現するため、汚泥中無機成分の分離除去に関する基礎的な検討を行った。
各地の下水処理場における消化汚泥を成分分析したところ、汚泥に含まれている主たる無機成分はアルミニウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、マンガン及びリンであることが分かった。そこで、これら元素と錯形成反応するキレート剤を用いて無機成分を抽出除去する方法を試みた。キレート剤としてはクエン酸アンモニウムを選択し、約6時間振とう抽出した。その結果、汚泥中から約20%の無機成分が除去できた。 |
■ キーワード | 下水汚泥、無機成分、分離除去、キレート剤 |
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